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 損益計算書（Ｐ／Ｌ）とは
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経営成績を示す財務諸表で事業の損益状況を明らかにする計算書（Profit and Loss Statement）
- 売上総利益
売上から、販売対象の商品・製品・サービスの原価（売上原価）を差し引いたものを売上総利益といいます。
一般的には粗利と言われています。
売上とは、その会社の本業収入を指し、それ以外の収入は別項目で処理します。
- 営業利益
「売上総利益」から「販売費及び一般管理費」を差し引いたのが営業利益です。
「販売費及び一般管理費」とは、経費であり、販売部門や管理部門などで発生したコストを指します。
- 経常利益
「営業利益」に「営業外収益」と「営業外損失」を加えたものを経常利益といいます。
営業外収益は、その会社の基本的な営業活動以外から生じる収益や費用を指します。
一般的な利益とは経常利益を指します。
- 税引前利益
「経常利益」に「特別収益」と「特別損失」を加えたものを税引前利益といいます。
- 当期純利益
「税引前利益」から「法人税等」を差し引いたものを当期純利益といいます。
当期純利益が、その事業年度の損益状況を表す最終損益になります。
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貸借対照表とは
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一定時点における企業の財政状態を示す一覧表のこと（Balance Sheet）
借方には「資産の部」があり、企業のある時点における資産の額が記載される。
貸方には「負債の部」と「純資産の部」に分かれ、それぞれ企業のある時点での負債の額と純資産の額が記載される。
- 資産の部
流動資産、固定資産、繰延資産の3種類に区分され、企業のある時点における資産の額が記載され、
現金化しやすい順に並んでいる。
- 負債の部
第3者に対して返済の義務がある債務が記載され、返済を急ぐ必要のある順に並んでいる。
- 純資産の部
株主が最初に投入した資本金及び資本剰余金と、企業活動によりもたらされた利益の積み上げから配当などで
社外に流出した金額を差し引いた利益剰余金などが記載される。
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