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ORACLEインストール
ORACLE10g インストール時のLinux構成
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- Linuxのハード要件
- 512MBの物理メモリー(RAM)
- 1 GBのスワップ領域(またはRAMサイズの2倍)
- RAMが2GB以上のシステムでは、スワップ領域はRAMサイズの1〜2倍でも使用可能
- /tmpディレクトリの400MBのディスク領域
- Oracleソフトウェア用に1.5GBおよびサンプル・スキーマ・データベース用に1.2GBのディスク領域
- ターミナル・ウィンドウを起動し、rootユーザーでログイン
- グループの作成
# /usr/sbin/groupadd oinstall
# /usr/sbin/groupadd dba
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- ユーザの作成
# /usr/sbin/useradd -g oinstall -G dba oracle
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- ORACLEユーザのパスワード設定
- ORACLEユーザ以外にnobodyユーザが存在するか確認
※存在しない場合、nobodyユーザを作成す
- カーネルパラメータ値の変更(推奨)
- /etc/sysctl.confファイルに次の行を追加(再起動後有効)
kernel.shmall = 2097152
kernel.shmmax = 2147483648
kernel.shmmni = 4096
kernel.sem = 250 32000 100 128
fs.file-max = 65536
net.ipv4.ip_local_port_range = 1024 65000
net.core.rmem_default = 1048576
net.core.rmem_max = 1048576
net.core.wmem_default = 262144
net.core.wmem_max = 262144
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- ORACLEユーザのシェルの制限設定(パフォーマンス向上のための制限設定)
- /etc/security/limits.confファイルに次の行を追加
oracle soft nproc 2047
oracle hard nproc 16384
oracle soft nofile 1024
oracle hard nofile 65536
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- /etc/pam.d/loginファイルに次の行を追加
session required /lib/security/pam_limits.so
session required pam_limits.so
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- 環境変数の追加(bashシェル)
- /home/oracle/.bash_profileファイルに次の行を追加
umask 022
PATH=/bin:/usr/bin:/usr/local/bin:/usr/X11R6/bin
LD_LIBRARY_PATH=/usr/lib:/usr/X11R6/lib
ORACLE_BASE=/u01/app/oracle
ORACLE_HOME=$ORACLE_BASE/product/10.1.0/db_1
ORACLE_SID=orcl
LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/jdk/fre/lib/i386:
$ORACLE_HOME/jdk/jre/lib/i386/server:
$ORACLE_HOME/rdbms/lib:$ORACLE_HOME/lib:
$LD_LIBRARY_PATH
PATH=$ORACLE_HOME/bin:$PATH
export PATH LD_LIBRARY_PATH
export ORACLE_BASE ORACLE_HOME ORACLE_SID
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- ディレクトリ作成
# mkdir -p /u01/app/oracle
# chown -R oracle:oinstall /u01/app
# chmod -R 775 /u01/app
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- バージョン変更(必要な場合のみ)
- /etc/redhat-releaseファイルに次の行を追加(rootユーザで作業を行う)
Red Hat Linux Advanced Server release 2.1AS (Pensacola)
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ORACLE10g インストール手順(Linux版)
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- ORACLE10g インストール時のLinux構成を行う
- rootユーザでCDROMをマウントする(マウントポイントが/mntの場合)
・ネットワークからマウントする場合(smbfs使用)
ネットワークのコンピュータ名がpc01
ユーザ名がusr01
共有フォルダがshare
Linuxマウントポイントが/mnt
# mount -t smbfs -ouser=usr01 //pc01/share /mnt
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ネットワークからマウントする場合(cifs使用)
# mount -t cifs -ouser=usr01 //pc01/share /mnt
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- ORACLEユーザでシェルを起動する
# /mnt/cdrom/db/runinstaller
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- ようこそ画面が表示されるので「次へ」を押下
- orainstRoot.sh実行画面が表示される
- 別の端末ウィンドウよりrootユーザーにて以下のスクリプトを実行
# /u01/app/oracle/oraInventory/orainstRoot.sh
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- インストール場所の指定画面が表示されます。インストール先が正しく設定されていることを確認し「次へ」を押下
- インストール・タイプの選択画面が表示さるので、そのまま、「次へ」を押下
- データベース構成の選択画面が表示さるので、汎用目的を選択し、「次へ」を押下
- サマリー画面が表示される。内容を確認して「インストール」を押下
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インストール時ディスプレイでエラーが発生した場合(Linux版)
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- 以下のコマンドを順に実行していく (ルートユーザにログイン後はパスワードの入力必要あり)
# su root
# xhost +
# su oracle
# DISPLAY=:0.0
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インストール時にntcontab.o の起動中にエラーが発生した場合
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- 必要なパッケージがインストールされていることを確認
# rpm -q kernel-headers gcc cpp glibc-devel binutils
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- kernel-headers、gcc、cpp、glibc-devel、binutilsのうち不足しているパッケージをLinuxのCD-ROMより追加インストール
- 1枚目のCD-ROMにkernel-headersが入っている
/mnt/cdrom/RedHat/RPMS(バージョンなどにより異なる)
# rpm -ivh kernel-headers
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- 2枚目のCD-ROMにgcc、cpp、glibc-devel、binutilsが入っている
# rpm -ivh gcc cpp glibc-devel binutils
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- ORACLEを再度インストール
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ORACLE9i クライアントのインストール手順
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1) ORACLE9i クライアントのインストール(管理者インストール)
- ORACLE9i クライアントのCD-ROMをセット
- インストール画面が表示されるので「インストールを開始」を押下
- 「次へ」を押下
- インストール元及びインストール先のパスを指定して「次へ」を押下
- 「管理者」を指定して「次へ」を押下
- 「次へ」を押下
- 「インストール」を押下
- インストールが開始される
- コピーが終了すると[ Oracle Net Configuration Assistant ]が起動
- 「次へ」を押下
- 「後でこの構成を完了する。」を選択し「次へ」を押下
- 「次へ」を押下
- 「Oracle8以上のデータベースまたはサービス」を選択し「次へ」を押下
- 任意のサービス名を入力し「次へ」を押下
- プロトコルを選択し「次へ」を押下
- ホスト名を入力し「次へ」を押下
- 「はい。テストを実行します。」を選択し「次へ」を押下
- テストが成功したのを確認し「次へ」を押下
- ネットサービス名を入力し「次へ」を押下
- 「次へ」を押下
- 「次へ」を押下
- 「次へ」を押下
- 「終了」を押下
- 「終了」を押下しOracle クライアントインストールを終了
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ORACLE9i インスタンスの作成手順
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Windows 2003 Server / Oracle 9i
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1) 事前準備
- 前提条件
DBサーバ-----------「FREEDOMSVR」
ORACLE_HOME------「OraHome92」
SID-----------------「ORCL」
- インストール先・名称・パスワードの決定
・ORACLE_HOME既存位置の確認
・ORACLE_HOME既存名称(サービス名称に含まれます)の確認
・ORACLE_SID (英数字4文字を推奨、今回登録インスタンス名は「SVR01」)
・ORADATA既存位置(DBファイルなどを格納)の確認
・SYSユーザ、SYSTEMユーザ、ワークフローユーザのパスワード(インスタンス「SVR01」用)
- Windows2003サーバへのログイン
・Administrator(管理者)でログイン
- Database Configuration Assistantの起動
・スタートメニュー → Oracle - OraHome92 → Configuration and Migration Tools →
Database Configuration AssistantをクリックしDatabase Configuration Assistant(以下DBCA)を起動
※Oracle - OraHome92の「OraHome92」はインストール時に指定したORACLE_HOME名称
- ようこそ画面が起動するので「次へ」を押下
- 「データベースの作成」を選択し「次へ」を押下
- 「New Database」を選択し「次へ」を押下
- グローバルデータベース名・SIDを入力し「次へ」を押下
- データベース・オプションを選択( 「Oracle Ultra Serch」、「Oracle Data Mining」のみを選択)し「次へ」を押下
- 「専用サーバ・モード」を選択し「次へ」を押下
- 任意に共有プール、バッファ・キャッシュ、Javaプール、ラージ・プール、PGAを変更し「キャラクタ・セット」タブを押下
- デフォルトのキャラクタ・セットが「JA16SJIS」、各国語キャラクタ・セットが「AL16UTL16」になっていることを確認し「DBのサイズ指定」タブを押下
- ブロックサイズが「8KB」になっていることを確認し「ファイルの位置」タブを押下
- 任意に変更し「アーカイブ」タブを押下
- 任意に変更し「次へ」を押下
- データ格納ディレクトリの指定 ここでは「D:\DB\dbs」を指定(表領域も同様に変更)
指定後、「データファイル」フォルダを押下
- データ格納ディレクトリの指定 ここでは「D:\DB\dbs」を指定(データファイル毎に指定する必要がある))
指定後「REDOログ・グループ」フォルダを押下
- データ格納ディレクトリの指定 ここでは「D:\DB\dbs」を指定(REDOログ・グループ毎に指定する必要がある))
指定後「次へ」を押下
- 「データベース作成」を指定し「終了」を押下
- 入力内容を確認し「OK」を押下 DB作成が開始
- DB作成が完了 ※任意にパスワード設定を行い「OK」を押下
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Statspackインストール方法
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Windows 2003 Server / Oracle 9i
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- 表領域「PERFSTAT」の作成
※最低100MBは必要
- [スタート] → [プログラム] → [Oracle-OraHome92] → [Enterprise Manager Console] で、
OracleEnterpriseManagerConsoleを起動
- 対象のインスタンスデータベースを選択し、systemユーザーで、接続モード:SYSDBA でログイン
- 「記憶域」→「表領域」を開き、以下の情報で作成します
名前 : PERFSTAT
ファイル名 : PERFSTAT01.DBF
ファイル・ディレクトリ : (他のDBにあわせる)
サイズ : 100MB
- Statspackのインストール
- コマンドプロンプトを開き、SQL PLUSをユーザーなしで起動
C:\> set ORACLE_SID=xxxx ←対象のインスタンス指定
C:\> sqlplus /nolog
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- 接続モード:SYSDBAで接続し、ユーザー等を作成するSQLを実行
SQL> CONNECT / as SYSDBA
SQL> @<ORACLE_HOME>/rdbms/admin/spcreate
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※<ORACLE_HOME>はその環境に従ったORACLE_HOMEを指定
- Statspackレベルの設定
- 1.の処理後、quitコマンドでsqlplusを一旦抜けた後、再びコマンドプロンプトからSQL PLUSを
ユーザーなしで起動
- 2.で作成できたPERFSTATユーザーでログインし、レベルを設定
SQL> CONNECT PERFSTAT/PERFSTAT
SQL> EXECUTE statspack.modify_statspack_parameter(i_snap_level => 6);
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・スナップショットレベル(Oracle9i R1)
レベル 0: 一般的なパフォーマンス統計情報
レベル 5: +SQL文統計情報
レベル 6: +SQL詳細(実行計画)情報
レベル10: +ペアレント・ラッチ情報
※SQL PLUSにてexecute statspack_snapを実行することにより、スナップショットを取得できる
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oo4oの配布(Windows版)
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9.2
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- 以下のファイルを用意する
- oip9.dll
- oip9.tlb
- oipja.msb
- OO4OPARM.REG
- oraansi.dll
- oradc.ocx
- 1.で用意したファイルと同ディレクトリに以下のバッチファイル作成し保存する
echo off
set ora_home = "C:\ORACLE\ora92"
md %ora_home%\oo4o\temp
echo ファイルのコピー
copy oip9.dll %oracle_home%\bin\oip9.dll
copy oip9.tlb %oracle_home%\bin\oip9.tlb
copy oraansi.dll %oracle_home%\bin\oraansi.dll
copy oo4oparm.reg %oracle_home%\oo4o\oo4oparm.reg
copy oipja.msb %oracle_home%\oo4o\temp\oipja.msb
copy oradc.ocx %oracle_home%\bin\oradc.ocx
echo レジストリへの書込み
regsvr32.exe %oracle_home%\bin\oip9.dll
regsvr32.exe %oracle_home%\bin\oradc.ocx
%oracle_home%\oo4o\oo4oparm.reg
echo 正常に完了しました。
pause
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- 2.で作成したバッチファイルを実行する(但し2行目のパスの記述は環境によって変更が必要)
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10gの個別パッチ適用
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10g
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- パッチを取得したらそのファイルを展開(解凍)する
- コマンドプロンプトを起動しカレントフォルダをファイルを展開した場所に設定する
- OPatchを実行する ※環境変数の設定がされていない場合は{ORACLE_HOME}/OPatch/
- 実行後「Is the local system ready for patching?」のメッセージが表示されるので[y]キーを入力し[Enter]
- その後 opatch apply を実行
- 「OPatch succeeded.」を確認
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